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キャリア関連

ペップトークとは?仕事スポーツ子育てでつかえる例文も紹介!

あなたはやる気を出してほしい相手にどんな言葉をかけていますか?

ペップトークとは、やる気を出してほしい相手に対して使うととても効果的な言葉のことなんですが、このペップトークの使い方や例文を知っているだけで、仕事やスポーツの場面だけでなく、子育てや夫婦関係など幅広く役立ちゃうん優れものなんです。

そこで、今回はペップトークについて、様々なシチュエーションでの例文やおすすめ本などをご紹介していきます。

ペップトークとは?

ペップトークとは、もともとアメリカで生まれたものです。

スポーツ大国アメリカで、監督やコーチが選手たちを励まし、やる気を出させる際に用いられた言葉やスピーチのことをペップトークといいます。

スポーツ関連の映画やドラマ、実際のスポーツ中継などの際、大事な試合を控えた選手たちを前にロッカールームで監督やコーチが選手たちのモチベーションを上げるような声がけやスピーチをしているのを見たことがありませんか?

まさに、アレがペップトークです。

もともと「ペップ(pep)」とは、「元気、活気」という意味で、ペップトークとはその意味の通り、選手たちの元気や活気を引き出すトーク=話術、ということなんです。

このペップトークが、スポーツだけでなく仕事や子育てにも使えるということで様々な場面で活用されています。

ペップトークの活用例

ペップトークがどんなものかわかったら、次に気になるのはどんな場面でどうやって使うの?ということではないでしょうか。

そこで、今回は仕事の場面、スポーツの場面、子育ての場面の3パターンの例文をご紹介します。

実際の事例をご紹介するまえに、ペップトークを使うときのポイント5つをご紹介します。

ペップトークを使うときのポイント

①ポジティブな言葉を使う

②短い言葉を使う

③わかりやすい言葉を使う

④相手が一番言って欲しい言葉を使う

⑤相手の心に火をつける本気の関わり

この5つのポイントは基本中の基本なので、しっかりおさえておいてくださいね。

仕事でつかえる例文

まずは、仕事で使える例文です。

例えば、遅刻をよくする部下には、「遅刻するな!」「時間を守れ!」と咎めるのではなく。

5分前行動をしようね」と、ポジティブな言葉・考えを伝えてあげる。

 

また、ミスをした部下には、「なんでこんなことを!」と叱りつけるのではなく。

「どうしてこうなったのか、わかるかな?」と失敗の原因を聞いてみる。

 

このように、ネガティブではなくポジティブなイメージを部下に与えることによって、成功に結びつけるのが「ペップトーク」の特徴です。

スポーツでつかえる例文

次に、スポーツの場面で用いられる例文をご紹介します。

 

例えば野球で、バッターが打席に立つ時、相手投手の狙い玉を絞るとします。

その際、

「低めに手を出すな!」ではなく、

「高めを狙っていけ!」という指示を出す。

 

「低めに手を出すな」と言ってしまうと、打者は「低めに手を出して失敗するイメージ」の方を頭に浮かべてしまうのです。

それよりも、「高めを狙って行け」と指示すれば、おのずと「高めを打って成功するイメージ」を思い浮かべることが出来るのです。

 

また、野球に限らず、学生や社会人のスポーツ大会などで、対戦相手が「強豪チーム」に決まったとします。

この時に、

「ここで負けたら、今までの練習がムダになるぞ!」と叱りつけるより、

「ここで勝てば、今までの練習が報われるぞ!」と激励する。

 

伝える相手にマイナスのイメージではなく、プラスなイメージ、「ポジティブなイメージ」を与えることが、ペップトークと言われるもなのです。

子育てでつかえる例文

また、ペップトークはこういったスポーツの「勝負」などの場面だけでなく、子育ての場面でも用いることが出来ます。

 

よく、子供が何かを失敗したり初めてのことを出来なかったりすると、他の子供や年上の兄・姉と比べて、

「なぜあなたは出来ないの!」

「どうしてこんなことがわからないの!」

と、叱ってしまいがちです。

 

しかし、これでは子供の気持ちを萎縮させてしまい、「やる気」を削いでしまうだけなのです。

 

それよりも、

「まだむずかしいかな?でもきっと出来るよ!」

と、子供に自信を与えて上げる。

 

これが、子育てに関するペップトークの一例です。

更に、子供が「うまく出来た」時には、

「よく出来たね、偉いね!」

「◯◯ちゃんすごいねー!」

と、めいっぱい褒めてあげましょう。

 

子供のやる気を失わせずに、出来た時にはそれを精一杯認めてあげる。

これが、子育ての際に用いるペップトークのポイントになります。

ペップトーク本のおすすめは?

ペップトークについて詳しく知りたいという方に、おすすめの書籍をご紹介します。

ペップトークおすすめ本①

浦上大輔さんの「たった一分で相手をやる気にさせる話術 ペップトーク」です。

こちらは、ネット上でペップトークを紹介しているサイトなどでも、頻繁に紹介されている「ペップトークについての代表格」と言える書籍です。

著者の浦上さんご自身も、ペップトーク関連でインタビューを受けている記事をよく見かけます。

ペップトークについての入門書であり、実際に使用する際の手引書にもなっているので、ペップトークを知りたい、自分も使ってみたい!という方には、最適の一冊ではないかと思います。

ペップトークおすすめ本②

同じく、浦上さんの書籍「実践! ペップトーク」も先ほどの書籍とあわせて読む人が多く、評価も高いのでおすすめです。

ペップトークは他者への勇気づけ、元気づけのために使われることが多いのですが、この書籍の冒頭には「最初にペップトークを使う必要があるのは『あなた自身』です」と書いてあります。

ペップトークは自分自身を勇気づけ、元気づけるためにも最適なんです。そのための実例も多く掲載されているので、自他ともに元気づけたい!という方はまずこちらを読んでみてください。

ペップトークおすすめ本③

教育関係の方やお子さんがいる方は、すぐに活用できるフレーズを手に入れることができる「教師のための「ペップトーク」入門 子どものやる気を120%引き出すミラクルフレーズ」がおすすめです

私自身、2児の母親なので子育てでつかえるフレーズを知りたくてこちらの本を手に取りました。

ついつい言ってしまう怒りの言葉やマイナス言葉をペップトークに置き換えただけで、子どもの反応が変わり、親子ともにハッピーな時間が増えました。

子育てにもペップトークの効果は抜群です!

まとめ

今回は、相手のやる気を引き出す「ペップトーク」について、様々なシチュエーションでの例文などをご紹介しました。

私も職場や子育てでペップトークを意識しているものの、まだまだ感情的に「ダメ!」「なんで!?」とマイナスイメージを引き出してしまう言葉を使いがちなので、ペップトークレパートリーを増やして、相手も自分も前向きに元気に、スキルアップ、成長していける状態を目指していこうと思っています!